Victim

犠牲者
1998
ガラス板、明太子
ガラス板:90×180cm
上野、東京

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よく食料品として売られているものを使うのは、単にその物質感や形態感に注意がいくためだ。

明太子は食品になる以前は、魚類の卵だった。
今では、鋭いガラスを傷つけないためのクッション材として機能している。
そして、自ら傷つけられている。

(2000年記述)